こんにちは、右脳担当のジョージです!
英語を話せるようになりたい方にとって、誰もが憧れるのは、まるでネイティブ・スピーカー(母語話者)のような綺麗な発音を身につけることでしょう。
英語に興味を持っているあなたは、次のように思っていませんか?
- アメリカ人のように英語を綺麗に発音できるようになりたい
- 早口英語を話せるようになりたい
- 日本語なまりのない、英語らしい発音で話したい
お気持ちはとても良くわかります。
私はかつて、東南アジアを中心に多くの国に滞在しましたが、発音が綺麗な方に合うと、「英語がうまいなぁ」と感じたものです。
“発音 = 英語力” と言っても、差し支えないでしょう。
そこでこの記事では、英語を実際に使って生活し、そして長年学習指導してきた私が考える、発音の上手な人に見られる3つの特徴についてお話しします。
もしあなたが、「発音は練習している、しかしうまくならない」という悩みを持っているなら、3つの特徴のうち、当てはまっていないものがあるかもしれません。
「英語はまったく未経験で、これから練習しようと思っているところ!」という方にとっては、今から3つの特徴を意識すれば、発音の着実な上達が実感できるでしょう。
3つの特徴を説明した後、発音を上達させるための、特別な練習法もご説明します。
この記事を読めば、発音をうまくするための具体的な方法がわかり、そして今日からでもトレーニングを実践できるようになるでしょう。
ぜひ最後までご覧くださいね^^
発音が上手な人の3つの特徴
はじめに、発音が上手な人に見られる3つの特徴をお話ししましょう。
特徴1: 「英語口」で正しく発声できている
1つ目の特徴、英語の発音をするための口(あるいは舌)の形を整えて発音できていることです。 これはいわゆる「英語口」と呼ばれます。
日本語と英語は音の仕組みが異なるので、私たちがはや舌の位置を正しいポジションにおいて発音しなければなりません。 これができていないと、日本語の音を出すような形で英語を発音してしまうので、日本語訛りの英語になってしまうのです。
例えば、R の音を出すのであれば、舌の根っこを若干、持ち上げるようなイメージで発音します。こうした音は日本語にはあまりないので、私たちには馴染みがありません。鏡を見ながら、舌の位置が正しいポジションでできているか 練習してみましょう。
特徴2: 腹式呼吸がうまくできている
2つ目の特徴は腹式呼吸ができていることです。腹式呼吸とはお腹にしっかり力を入れて空気を出していることです。
腹式呼吸の逆は胸式呼吸です。これは浅い呼吸のことを指します。日本語は比較的、口先で発音する言語ですので、腹式呼吸でなくても音は出せてしまいます。
一方、我々のような英語の非母語話者にとって、腹式呼吸ができていないと、日本語のなまりの残った英語に聞こえます。
もちろん、腹式呼吸と言っても、歌手のように大きな声を出せなければいけないというわけではありません。腹筋を割るとか、筋力トレーニングをするとかそこまでやる必要はないでしょう。
あくまで、現在私たちが普段胸で行っている呼吸を、少しお腹の位置に落とすという意識があるだけで、英語はうまくなります。
特徴3: リラックスして喉で音を響かせている
3つ目の特徴は、リラックスして喉で音を響かせることができているかにあります。
日本語はどちらかと言うと、音が固い言語です。日本語を話す時は、喉を少し緊張させて、口先で音を出すような傾向にあります。
一方、英語は音が柔らかい言語です。喉をリラックスさせて、響かせることで音を出します。
例えば、英語ではリンキングと呼ばれる、単語の終わりと、次の単語の頭が繋がる現象がよく起こります。リンキングがなぜできるかといえば、リラックスして音を響かせることにより、音と音が結果的につながっているという状態になっているからです。
心理的には、私たちが英語を話すときは、どうしても緊張してしまいます。ただ、できるだけ喉はリラックスさせて、自然に響くように発音していきましょう。
発音を良くする “全脳英語式3ステップ発音矯正法”
ここまで、発音が上手な人に見られる3つの特徴を見てきました。
それでは、私たちが英語の発音を上達させるには、具体的にどのような練習をすればいいのでしょうか?
発音のトレーニングには色々な方法がありますが、ここでは私たちの身の回りにあるものを使って発音矯正する方法を紹介します。
名付けて「全脳英語式3ステップ発音矯正法」です!
ステップ1: 英語の短い音声をリスニングする
まずは、英語の短い音声を用意しましょう。市販の参考書の付録についているようなCD音声、あるいは YouTubeなどで見られる、学習用の英語音声で構いません。
音声を用意したら、音の聞き取りをします。発音(アウトプット)のために、リスニング(インプット)から始めていくことで、事前に正しい音を知った状態で進められます。
ステップ2: 英語の音声を書き取る
続いて、聞いた英語の音声を紙に書き取っていきます。「ディクテーション」と呼ばれる練習法です。
ディクテーションのメリットは、音を正確に識別できるようになる点です。発音だけでなく、リンキングもわかるようになります。
ディクテーションにあたり、英文は何度聞いても構いません。また、音声は途中で止めながらでもOKです。8割から9割程度書き取れる状態を目指しましょう。
ステップ3: 英文を声に出して発音して, 録音する
最後のステップとして、ディクテーションした英文を見ながら、英文を声に出して発音します。ゆっくりで良いので、きちんと正しく、発音できる状態を目指します。
何度か練習したら、音声は録音すると効果的です。いま、スマートフォンには録音機能がありますから、それで音声を収録します。
正しく発音できているかのチェックは、翻訳アプリの音声入力を使うと良いでしょう。例えば、Google翻訳には音声入力機能があるので、そこに英文を音で入力してみるのです。
もし、きちんと発音できていれば、正しい英文が表示されます。発音ミスがあれば、異なる英単語が出たり、あるいはエラーが出てしまうでしょう。
このような3段階式で練習すれば、一人で、手軽に発音矯正ができます。ぜひやってみてくださいね。
この記事は私のブログ『英語の発音がいい人の3つの特徴とは?耳との関係などを徹底解説!』にも詳しく掲載されています。より詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
それでは!
コメント一覧
RとLを克服出来ないです、単語でRまたはLがはじめか、終わりにくれば翻訳ソフトでも問題なく翻訳してくれますが、中間に入ると全て翻訳してくれません、いかに克服すれば良いかアドバイスをお願いします。「英語口」が出来てないからとは思いますが、カタカナ英語が抜け切れていないから?宜しくお願いします。
リスニング→ディクテーション→声に出して発音、録音する。
とても参考になりました。繰り返し練習したいと思います。
何度かディクテーションや翻訳アプリで話してみたりした事がありますが、続かなくて、、、。
ジョージ先生!そうなんです!
私Googleで試したことがあります。毎日日記を英語で書いているのですが、発音してみたら
I am quite depressed today.
が、なんと🙄
I am quite defrost football.
と😅
これからは、今日教えて頂いた方法で練習して、また音声試してみようと思います。
いつも元気を分けていただきありがとうございます😊
分からない単語が多々あるので意味や読み方を調べるのに時間がかかります。
(右脳)
それは左脳の方も同じ。毎日英語に何時間もかかり、疲れてしまいます。