こんにちは!
左脳担当のタナベです。
左脳コラムでお伝えしている、基礎英語のシリーズ、大変な好評をいただいています!
- 「わかりやすい!」
- 「なるほどと思った!」
- 「田邉先生の熱心な指導、感謝です!」
各記事にはクイズもありますが、毎回、数十名の方に答えていただき、コメント欄も盛り上がっています。
一所懸命に記事を執筆して、本当に良かったと思っています☆
評判の良かった記事のリンクをいくつか貼りますので、まだご覧になっていない方は、ぜひ見てみてくださいね^^
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- 英語の現在形と現在進行形の違い!使い方をわかりやすく解説します【クイズつき】
- 英語の過去形と現在完了形の違い!使い分けをわかりやすく説明します〜クイズつき〜
さて、ここからが今日の本題です。
日々、英語学習指導をしていると、英語に関する『勘違い』を見かけることがよくあります。
勘違いにも色々な種類がありますが、ほとんどの学習者に共通して見られる勘違い、それは…
『someは肯定、anyは疑問・否定に使う』
というものです。
「someとかanyとか、聞いたことあるなぁ… でも、何だったっけ…?」という方も少なくないでしょう。
someは「いくつかの」、anyは「何か, どれか」のような意味で、不定の数をあらわす際に使う語です。
結論的に申し上げると、someは肯定文だけでなく、疑問文や否定文で使うこともあります。また、anyは疑問文や否定文だけでなく、肯定文で使うこともあります。
これらは、決して英語の例外的な用法ではなく、むしろ日常会話でも使われる、極めて標準的な使い方と言えるでしょう。
それでは、なぜ、「someは肯定、anyは疑問・否定」という誤った考え方が伝わっているのでしょうか? 断定的なことは言えませんが、おそれくこれは、学校英語の誤った教え方が私たちの心に根付いてしまったものと思います。
私も、かつて学校英語にて、someとanyを「肯定 vs. 疑問・否定」のように教わりました。インパクトのある分類方法ですので、英語そのものは忘れてしまっても、この対立軸はなんとなく記憶にあるんですね。
ただ、someとanyの使い方を誤ると、意味が逆に伝わってしまったり、自分の意図するニュアンスとは違うように聞こえてしまうので、正しい使い分けをしたいところです。
そこでこの記事では、someとanyの本当の使い方について解説していきます! 英語がはじめての方でも学んでいただけるよう、わかりやすく、簡単な例を使って説明します。
someとanyの使い分けクイズもあるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。この記事を読むだけで、一気に使える英語が身につきますよ。
それでは、はじめていきましょう!
someは漠然とした数量があることをあらわす
まずは、someの使い方から見ていきましょう。
someは「いくつかの」、あるいは「いくらかの」の意味で、漠然とした数量が「ある」ことをあらわす際に使う語です。
例を見てみましょう。
- There are some books on the shelf.(棚にいくつかの本があります)
この例文では、棚に何冊かの本があると述べています。
本は2冊、3冊、あるいは10冊なのか、正確な数はわかりません。ただ、複数の漠然とした数があることはたしかです。
このような場合、some を使うことで、いくつかの本があることを示せます。肯定文にsomeが使われている例ですね。
別の例を見てみましょう。
- Would you like some coffee? (コーヒーはいかがですか?)
この例文は、レストランのウエイターが、客にコーヒーをすすめるような場面で使われます。
客がコーヒーを注文することは間違いないので、漠然とした量が「ある」と考えられます。よって、疑問文にもかかわらず、someが使われるわけです。
もう1つ、別の例を見てみましょう。
- The professor didn’t talk to some students. (教授が話しかけなかった学生が何人かいた)
(出典: ジーニアス英和辞典)
この例文では、教授が特定の学生に話しかけなかったと述べています。
否定文ですが、some が使われていますね。これは、some が「…する人もいる」の意味で、特定の人物をあらわす際に使われいるからです。
つまり、学生が何十人もいる中、Aさん、Bさん、Cさんのような特定の学生だけ、教授が声をかけてくれなかった、といった状況をあらわします。
まとめると、some は漠然とした数量が「ある」と考えられる場合に使用します。
some は肯定文と意味的に相性が良いだけで、疑問文や否定文で使われないわけではないのです。
any は漠然とした数量があるかわからないことをあらわす
続いて、any の使い方を見ていきましょう。
まずは、次の例をご覧ください。
- Do you have any questions? (質問はありますか)
この例では、話し手は聞き手に、質問があるか尋ねています。
質問は複数あるかもしれませんが、もしかしたら1つとしてないかもしれません。いくつかの質問があるか、話し手には事前に予測できません。
このような場合、any がぴったりです。any は「いくらか」の意味で、あるかどうかわからないような数量をあらわすことができます。
別の例を見てみましょう。
- I can’t find any information about that topic. (あの話題に関する情報を発見できません)
話し手は、ある話題に関する情報を発見できないと述べています。
発見できないということは、情報は存在するかもしれませんが、存在自体がない可能性があります。いずれにしても、話し手が思い浮かべられるものではありません。
some は「ある」のイメージですが、これを使うことはできませんから、any が適していると言えるでしょう。
最後に、もう1つの例を見てみます。
- Any child can play in the park. (どんな子供でもその公園で遊べます)
肯定文に any が使われている例です。
any は「どんな」の意味で、特定の種類や条件にかかわらず、あらゆる子供が公園を利用可能という意味になります。
尚、仮にこの文を Some children can play in the park. にすると、「ある特定の子供たちがその公園で遊べます」の意味になってしまいます。
ありえない話ではありませんが、公園という公共の場にそぐわないので、あまり望ましい状況ではないですね^^;
まとめると、any は漠然とした数量があるかわからない(= 特定しない)と考えられる場合に使用します。
any は疑問文・否定文と意味的に相性が良いだけで、肯定文で使われないわけではないのです。
some と any の使い分けクイズに挑戦してみよう!
some と any の使い分けがわかったところで、使い分けクイズに挑戦してみましょう!
空白を含む英文を3つ、用意しました。選択肢には some と any が用意されています。
意味的に自然な選択肢を選んでみましょう。
Q1. I need to buy ____ groceries for dinner.
- a) some
- b) any
注) grocery: 日用食料品
Q2. We didn’t find ____ errors in the report.
- a) some
- b) any
注) error: 誤り
Q3. Can you bring me ____ coffee, please?
- a) some
- b) any
注) bring: …を持ってくる
答えがわかったら、コメント欄に書いてみてくださいね。
私が添削しますよ!
それでは!

コメント一覧
a,a,a
some
any
some
1.some
2.any
3.some
だと思いましたが、いかがでしょうか
>R様
全問正解ですよ!
よくできていますね^^
1.a
2.b
3.a
>まっちゃん様
すべて正解です!
1.some
2.any
3.some
>ちゃこ様
全問正解です!
1.a
2.b
3.a
>ティーエフ様
全問正解です!^^
some と any とても分かりやすかったです。
ありがとうございました!!
それで、今回の答えですが、
Q1. a) some
Q2. b) any
Q3. a) some
だと思います。
ありがとうございました!!
>noburin様
わかりやすいと言っていただけると嬉しいです!
全問正解です、素晴らしい!