Vol.36【教科書には載っていない!?】海外ドラマを観るのに役立つ英語のスラング5選(クイズつき)

右脳ノウハウ

こんにちは。

全脳英語メソッド 右脳担当講師のジョージです!

先日、「海外ドラマを観るために、あなたがもっとも伸ばしたい英語スキルはなんですか?」といったアンケートを取ったところ…

リスニング英単語

という回答が圧倒的でした!

やはり、この2つは、使える英語力を身に着けたい私たち学習者にとって、関心のある科目なのかと思います。

通常、リスニングと英単語はそれぞれ、別々の科目として教えられます。

リスニングのコツは◯◯で、単語の効果的な覚え方は△△で…といった感じですね。

当ブログでも、リスニングと英単語のコツはそれぞれ、個別にお話してきました。

ただ、よくよく考えてみれば、「リスニングに役立つ英単語」というものが存在します。

より正確に言うと、「長文読解などの書き言葉ではあまり出現せず、ゆえに学校英語でも教わってこなかったものの、英会話ではよく使われるため、私たち学習者が知っておきたい英単語」ということになります。

言い換えれば、これら単語を知っていくと、リスニング(とりわけ、海外ドラマなどくだけた発話)に役立ちます!

今日はそんな英単語を7つ、紹介していきます。読むだけで、リスニングと英単語の知識がぐっと広がるはずです。ぜひ最後までご覧くださいね。

教科書では決して教わらない「スラング」とは何か!?

はじめに、今日この記事で紹介する単語はスラング(俗語)と呼ばれるものです。

大辞林によれば、スラングの定義は次のようになります。

特定の社会や仲間うちの間だけで通じる卑俗な語。卑語。俗語。

俗語について理解するため、日本語の例を見てみましょう。

程度の差はありますが、以下は日本語の俗語の例です。

  • アンチ(主にインターネット上で批判してくる人)
  • ウザい(鬱陶しいこと)
  • 炎上(集中的な批判が巻き起こること)
  • ガチ(本気であること)
  • ググる(Google検索すること)
  • クリぼっち(クリスマスに恋人なしで過ごすこと)
  • 女子力(女性ならではの能力・魅力)
  • ダブる(留年すること)

ご存知のものもあれば、初耳のものもあったかもしれません。

私もこの記事を書くために上記の俗語を調べましたが、「こんなの知らないよ」といったものが多くありました(笑)

俗語はどちらかと言うと、若者言葉なので、大人世代の私たちが日常的に使うようなものではないでしょう。

ただ、映画やドラマ、あるいはYouTube動画などを観ると、自然な会話の中で、他の普通の語と混ざって出現することもあります。

個人的な経験としては、英語はこの傾向が日本語より顕著です。有名な海外ドラマを観ると、スラングばかり出てくるなぁと感じたものです。

スラングは教科書には絶対に載らない単語です。真面目に勉強しても教わることは決してありません。

その状態で海外ドラマを観ても、スラングがわからないため、内容を理解できないといったこともありえるのです…

スラングは、自分で使うことはないにしても、英語を聞き取りするなら、最低限は知っておきたい知識になります!

それでは、どんなスラングを学べば良いのでしょうか? 以下、代表的な7つの表現を紹介しますね。

海外ドラマの聞き取りに役立つスラング5選

buddy(相棒)

  • “Hey buddy, how’s it going?”
    (「やぁ、相棒、調子はどうだい」)

buddy(バディー) は「親しい友」、「相棒」、「仲間」などの意味を持ちます。

男性や男の子に対する呼びかけとして用いられることが多い単語です!

What the hell!(なんてこった)

  • What the hell! I thought I locked the door.”
    (「なんてこった. ドアを施錠したと思っていたのに」)

What the hell!(ワット・ザ・ヘル)は「なんてこった」の意味で用いられます。

hell は「地獄」という意味ですから、通例、驚きや困惑など、ネガティブな場面に使用します。

尚、”What the hell are you doing in my room?”(「私の部屋で何をしているんだ」)のように、疑問文で用いられることもあります。

海外生活をしていると、頻繁に聞くスラングですね。

short(お金のない状態)

  • “Would you mind lending me a few dollars? I’ve got the shorts.”
    (「2, 3ドル貸してくれないか. お金がないんだよ」)

short(ショート)は「お金がない状態」や「金欠状態」などの意味を持ちます。

money(お金)などの一般的な単語を使わなくても、お財布の状況をあらわせるものですね。

shoot(畜生)

  • Shoot, I spilled coffee all over my shirt.”
    (「畜生, シャツにコーヒーをこぼしてしまった」)

shoot(シュート)を単体で、間投詞的に用いると、「畜生」や「くそっ」の意味で使われます。

下品な言葉なので、英会話の際に使ってはいけません。

ただ、実際の英会話のシーンでは、ネイティブ・スピーカーが使っていることもあります。

lettuce(お金)

  • “I need to hit the ATM; my wallet’s low on lettuce.”
    (ATMに行かなきゃ, 財布の残りの金が少ないから)

lettuce(レタス)は通常、野菜のレタスを指しますが、俗語では「お金(とりわけ紙幣)」の意味で使われることがあります。

これは、紙幣の裏側が緑色で、レタスを想像できることから、使われるようになったと言われます。

日本語でも、一万円札に福澤諭吉が描かれていることから、「諭吉」と呼ぶことと似ていますね。

(もうすぐ、渋沢栄一に変わりますが…)

(以上、単語の意味は『米英俗語辞典』から引用。例文はオリジナルです。)

クイズに挑戦してみよう!

最後に、クイズに挑戦してみましょう!

英語には a piece of cake という表現があります。単語をそのまま訳すと「ケーキ一切れ」ですが、ここでは異なる意味で用いられます。

次の英文の正しい意味は A, B, C のどれが良いでしょうか!?

  • Fixing a car engine is a piece of cake.
    • A) 車のエンジンの修理は楽しいことです
    • B) 車のエンジンの修理は簡単なことです
    • C) 車のエンジンの修理は難しいことです

正解がわかったら、コメント欄に書いてみてくださいね。

それでは!

コメント一覧

  1. もき より:

    B
    全能で憶えたやつですね!

  2. P より:

    正解 B

    日本語の俗語も知らないものがありましたが、英語のスラングはほとんど知りませんでした。今後もこういう記事をよろしくお願いします!

    • 左脳派講師・タナベ より:

      >P様

      正解です!

      コメントもありがとうございます。
      今後も俗語の記事、続けていきますね^^

  3. うちゅう より:

    【回答】
    B) 車のエンジンの修理は簡単なことです

  4. りんご より:

    B ,Fixing a car engine is a piece of cake

  5. ゆゆ より:

    Q―B

  6. mt より:

    A),B)
    楽な、楽しい という意味があるようです。

  7. のりちゃん より:

    B が正解だと思います。

  8. 匿名 より:

    a piece of cake は日本語で言えば、「朝飯前」くらい簡単なことという意味ですね。
    だから答えは、
    B) 車のエンジンの修理は簡単なことです