Vol.13:英語がうまくなりたいなら洋楽は禁止!歌で英語を学んではいけない3つの理由

右脳ノウハウ

こんにちは、右脳担当のジョージです!

暑くなってきましたが、皆さん、体調はいかがですか?

熊本生まれで暑いのは慣れているはずですが、毎年、「あー、またしんどい夏が来たなぁ」と思います笑

さて、今日の右脳コラムは『リスニング』です!

リスニングに関しては、皆様の関心も高いので、本コラムで頻繁に取り上げています。ただ、今日はあえて少し、尖った内容でお送りします。

題して…

英語がうまくなりたいなら洋楽は禁止!歌で英語を学んではいけない3つの理由』です!

なかなかキャッチーですよね。「えっ!?」と思った方も多いはずです。

というのも、

  • 「好きな海外アーティストの曲を聴いて英語を学びたい!」
  • 「歌ならすっと内容が入ってきそう!」
  • 「洋楽を歌って英語を覚えたという人をよく聞く!」

と感じるのも、ごもっともだからです。

たしかに、洋楽自体は、英語の勉強になります。洋楽を聞き取れたり、あるいはキレイに歌えるようになれば、相当な英語レベルと言えるでしょう。

ただし、実は、洋楽を英語学習に活用できるのは、ある程度英語の下地がある、中上級者限定です。初心者の方にとって、洋楽は難易度が高く、挫折の原因になってしまうんですね…

この記事では、なぜ英語初心者の方が、英語学習という目的において洋楽を使うべきでないのか。その理由についてお話します!

(もちろん、純粋に音楽として楽しむ分には、洋楽を聴くのは構いません。私もビートルズは大好きですし、タナベ先生も流行りの洋楽を聴くようです。

ただ、「英語学習」としては、難易度が高いので、はじめは控えたほうが無難… といったお話しです)

また、代替案としての全脳英語式リスニングもお伝えします。最後までご覧になると、きっと「なるほど!」と思っていただけるでしょう。

それでは、はじめましょう!

英語初心者が洋楽を使うべきでない理由1: ブロークンな英語が多用されている

英語初心者が洋楽を使うべきでない理由の1つ目として、ブロークンな英語が多用されていることがあります。

ブロークンとは、話される英語が正しい文法から外れているものを指します。

また、スラングと呼ばれる俗語や、口語特有の表現が含まれることが少なくありません。

もちろん、規範的とは言えない英語を、あえて知っておきたいというなら良いでしょう。

しかし、基礎的な文法もまだまだ… といった学習の初期段階で、ブロークンな英語に触れることは、英語に対する誤った理解を促進しかねません。

簡単に言えば、間違った文法を覚えてしまうということですね。

英語初心者が洋楽を使うべきでない理由2: 英語歌詞は往々にして日本語の都合で和訳されている

英語初心者が洋楽を使うべきでない理由の2つ目として、英語歌詞は往々にして、日本語の都合で和訳されているという点があります。

英語の歌詞のまま直訳すると不自然になるため、日本語として読みやすくするよう、意訳しているということです。

英語学習の初期段階では、英語で英語を捉えるということが、当然、難しいものです。そうすると、英文を解釈するのに、日本語訳に頼らざるを得なくなります。

その時、英語の歌詞と日本語訳がズレていると、学習が止まってしまう原因になりかねません。

英語初心者が洋楽を使うべきでない理由3: 早口で音が聞き取りにくい

英語初心者が洋楽を使うべきでない理由の3つ目として、多くの洋楽は早口で発音しており、歌詞が聞き取りにくい点が挙げられます。

例えば、マイケル・ジャクソンの Smooth Criminal は私も大好きな曲です。

覚えるほど聴いたので、今では自然に歌詞が出てきますが、はじめて聴いたときは、何を言っているのかわかりませんでした笑

曲として聴く分には良いのですが、英語の学習として、音を聞き取り、意味を理解するという目的では、初学者の方にとってはハードルが上がります。

英語初心者は「書き写し」から練習しよう!

ここまで、英語初心者の方が洋楽で英語を勉強すべきでない、3つの理由について説明しました。

内容について簡単にまとめると、次のようになります。

  • ブロークンな英語が多用されている
  • 英語歌詞は往々にして日本語の都合で和訳されている
  • 早口で音が聞き取りにくい

これらの点があるため、学習の初期段階では洋楽はいったん控え、別の方法で練習したほうがいいわけですね。

それでは、リスニング力向上に効果的な学習法は何になるでしょうか?

私のおすすめは「英文の書き写し」です!これはディクテーションとも呼ばれる方法で、英語の音声を聞き、それをノート等に書き取っていく練習法です。

英文を書き写すことで、正確なリスニング力が身につきます。書く過程で単語も覚えられますし、文法的な理解度も上がります。

私もかつて、書き写しはもっとも力を入れて行った学習法の1つです。タナベ先生も、書き写しを重点的に行なったと言っていました。

私の生徒様にも書き写しを練習してもらっていますが、「聞き取りの感覚が変わった!」と仰っていただくことが多く、リスニング力向上に最適なトレーニング法と確信しています。

書き写しの具体的なやり方は以前の記事でも紹介しました。こちらをまたご覧いただくことで、理解が深まると思います。

今回の記事の感想があれば、コメント欄に書いてみてくださいね^^

それでは!

事務局より: この記事はジョージ先生のブログ『英語の勉強|洋楽で効果は出ない!?2つのおすすめ勉強法』でも詳しく、ご覧いただけます。

コメント一覧

  1. yossy より:

    ジョージ先生こんにちは!
    右脳コラム楽しみにしております
    先生のおっしゃる通りです。
    カーペンターズやビートルズでさえ歌詞を見ながらでもついて行けず歌えません。
    動画で面白いのを見つけました。
    https://youtu.be/lvEVP7NPklU
    Hey I need here baby が部屋20平米に聞こえる!あるあるですよね!
    今は車の中などでただ流して聴いて、アッこういうこと言ってる!ってわかる瞬間を楽しんでおります。
    まずは基本!!頑張ります(^^)/