Vol.19:英語が上達する人はどんな性格!? うまくなる人・ならない人の5つの特徴を教えます!

右脳ノウハウ

こんにちは!

右脳担当のジョージです!

全脳英語ブログでは、毎週、様々なテーマで、英語学習に役立つ情報を発信しています。

右脳担当の私はリスニングや発音、左脳担当のタナベ先生は文法や単語に関する話が中心です。

  • 「わかりやすい!」
  • 「なるほど、役に立ちます!」
  • 「いつも楽しみにしています!」

… といったお声をいただき、本当に嬉しいです!

さて、今日は少し違った角度からお話しましょう。

私が日々、英語を教えていると、次のような相談を受けることがあります。

  • 「おしゃべりな人のほうが英語の上達は速いのでしょうか…?」
  • 「勉強が得意な人のほうが、やっぱり、成長しますか…?」
  • 「私には英語は向いていないんじゃないかと思うんです…」

大変、切実なお悩みですね。私もかつて、学習に伸び悩んだ時、同じように思ったことがあります。

それぞれ、異なる内容の質問に見えますが、共通しているのは「性格」です。言ってみれば、「個人の性格によって、英語習得の度合いは変化するのか」といったことになるでしょう。

そこで、今回の記事では、英語学習に成功する人に見られる5つの性格的特徴について、お話していきます!

本記事の内容は、これまで数えきれないほどの方に英語を教えた私の経験、および第二言語習得理論にて、科学的な外国語習得メソッドを学んだタナベ先生にも監修してもらい、「たしかに、こういった特徴の人は英語に成功する!」といった、納得感のあるものに仕上げました。

今日紹介する特徴は、そのすべてに当てはまっている必要はありません。むしろ、特徴の1つでも当てはまるものがあれば、あなたには十分、英語を上達させる才能があります。

他にはない面白い記事だと思うので、ぜひ最後まで見てみてくださいね!

それでは、始めましょう!

特徴1: 右脳的な感覚を大事にしている

1つ目の特徴は、英語を習ったり使ったりするにあたり、左脳的な論理による解釈だけでなく、右脳的な感覚を持ち合わせていることがあげられます。

例えば、私の指導では、音による英語学習を重視しています。音とは、リスニング(聞き取り)、発音、そしてアウトプット系のトレーニングなどですね。

音による学習が効果的な理由は、私たちが英語を聞いたり話したりする場合、それはほとんどすべて、音を媒介として行われるからです。

スペル(つづり)は会話では使われませんし、むしろスペルを過度に覚えようとしすぎるがあまり、スムーズな言葉が出なくなります。

音による学習は感覚的な側面が強いので、私はこれを「右脳メソッド」と呼んでいます。

ただ、それでは左脳的な論理が不必要かと言えば、そのようなことはありません。

英語は単に単語を並べれば意味が通じるわけではなく、正しい語順、すなわち文法が必要になるからです。

学校英語のような暗記型の文法はNGですが、コミュニケーション重視の英文法は、私たち大人の学習に大いに役立ちます!

大人は子どもに比べて、知識や経験が豊富な分、どうしても左脳的な学習に偏りがちです。ここに、右脳的な要素を加えると、一気に上達が加速しますよ!

特徴2: ガリ勉タイプではない

2つ目の特徴として、ガリ勉タイプではなく、程々に知識を身に着けつつ、実践を大切にしているということがあります!

私たちの目標は、あくまで英語を使えるようになることです。英語を使えるようにするには、知識は当然大切ですが、それ以上に実践的な練習が欠かせません。

私が指導する中で、いわゆるガリ勉タイプの方は、知識量は増えるものの、実際の英語使用にはあまりいかせていないという印象を受けました。

一方、ある程度の知識を得た後、それを実践で使おうとすることで、一気に上達した方はたくさん見てきました。

言い換えれば、使える英語を身につけるのに、「お勉強」の必要は高くなく、むしろ一定の学習さえできれば、英語力向上の機運は一気に高まるのです!

もしあなたが、ガリ勉タイプではなく、むしろ「早く英語を実践したいな」と思っていれば、それはチャンスなのです!

特徴3: おしゃべりというよりきちんと言葉を選べる

私たちは直感的に、おしゃべりな人は英語がうまくなりそうと感じます。

たしかに、発話の機会が増えれば、上達の速度は上がりそうですよね。

ただ、これはタナベ先生に伺ったのですが、第二言語習得理論では、人が外国語を習得するのに、必ずしもおしゃべりな必要はなく、上達速度と社交的な性格は必ずしも関係しないということが言われているようです。

これは私の経験とも一致します。英語を教えていると、一見するとシャイな人ほど成長した事例は、山程見ているんですね。

大切なのは、おしゃべりというより、むしろ言葉をきちんと選んで話せるかどうかにあります。寡黙であっても、英語は十分、上達します!

特徴4: 発音に対する意識が高い

特徴の4つ目として、発音に対する意識が高い方は、英語の上達が高い傾向にあります。

これは、特徴1で紹介した「右脳的な感覚を大事にしている」とも関連するのですが、右脳的な音のなかでも、とりわけ「発音」に関する意識の高さは英語の上達と大いに結びつきます。

発音を学ぶと、会話はもちろん、リスニング時の聞き取りの質も格段に上がります。日本語と英語は音の構造が違うので、音の仕組みがわからないと、音が聞けないわけですね。

例を見てみましょう。例えば、make it というフレーズがあるとします。これを日本語的に発音すると「メイク イット」になります。

しかし、実際の英語は、音と音が結びつくリンキングが発生するので、「メイキット」に近い音になります。

発音への意識づけが高ければ、これがわかるようになるんですね。

尚、日本語話者がネイティブ・スピーカー並の発音能力を獲得することは、決して簡単ではありません。

ネイティブ並に発音できなくても、発音の仕方をわかっていれば、使える英語としては十分な達成度になります。

ほどほどであっても良いので、発音の意識を向けるだけで、グングン上達する感覚がつかめますよ!

特徴5: 完璧を目指さない

最後の特徴は「完璧を目指さない」です!

完璧になるまで学習を続けるのではなく、完璧の一歩、二歩手前で良いので、1つのことにこだわり過ぎず、学習を続けていける仕組みが必要です。

例えば、私たちは日本語母語話者ですが、単語、文法、発音、表現など、完璧レベルで達成している項目は1つもありません。

本を読めば知らない語彙はたくさん出てきますね。辞書の中身をすべて覚えている人はいません。でも、日本語で不自由なく会話できています。

英語も同じです! すべてを完全にできるより、ある程度で良いんだという余裕がある時、学習の現実的なゴールが見えてきます。

そうすれば、あなたにとって何をどう学べばいいか、その道筋が見えてくるため、最終的な英語学習の成功へとつながるのです。

まとめ

この記事では、英語学習に成功する人の5つの特徴を紹介してきました。

いつもの、リスニングやグラマーに関するテクニカルな記事とは違う雰囲気になりましたが、お楽しみいただけたと思います。

全脳英語ブログでは、今後も学習目標の設定などについてもお話していくので、楽しみにしていてくださいね。

感想などあれば、ぜひコメント欄にお書きください^^

それでは!

事務局より: この記事はジョージ先生のブログ『英語が得意な人の性格や特徴・理由|上手くなるための厳選5つの方法』でも詳しくご覧いただけます。

コメント一覧

  1. つづちゃん より:

    やはり英語も使ってなんぼ、ということだと思います。
    机上の学習でどんなに学び達成感を感じていても、実際に英語を使わなければいけない場面で活かせるかは、また別だと思います。
    今の職場は、英語を話せないと不自由な思いをしてしまいます。
    私は、英語を話すのは苦手というより気後れしてしまいます。だけどそれを克服してどんどん使わなくては、と日々自分を鼓舞しています。

  2. Eva より:

    学校と若いころ少し英語を勉強しましたが、日本語にない音はダメでした。あいさつ程度は通じますが、ダメでした。