こんにちは!右脳担当のジョージです!
12月末ということで、私がいるドイツも冬本番の寒さです…!
先週のタナベ先生のリスニング記事に引き続き、私の右脳的ノウハウも今後、お伝えしていくので、楽しみにしていてくださいね!
さて、今日のテーマは「英語のリスニング(聞き取り)」です。
リスニングというと、苦手意識を持っている方も多いはずです。
あなたは、次のような悩みを持っていませんか?
- 英語が早口で何を言っているのかわからない…
- 海外ドラマや映画を観ても, 発言内容が理解できない…
- 英語で声をかけられた時, とっさに反応できなかった…
こうしたお悩みは、かつての私も持っていました。リスニングは本当に苦労するんですよね…
実際、全脳英語メソッドを受講された皆様にお話を伺うと、「聞き取りの苦手意識が強くて…」と話される方が多くいらっしゃいます。
ただ、英語のリスニングに対して、何かしらの学習法を既に試したという方は少なくありません。
むしろ、「色々やってきたけど、それでも聞き取れるようにならない…」と思う方が多いでしょう。
そこでこの記事では、英語のリスニング力を改善させる「ある方法」についてお話します!
練習問題もついているので、ぜひ最後までご覧くださいね^^
英語の聞き取りができない原因
はじめに、私たちが英語の聞き取りができない原因について、お話します。
例えば、次の英文を聞いてみましょう。
- My cat sleeps on the comfortable sofa.
(マイ キャット スリープス オン ザ コンフォタブル ソファ)
(意味としては「私の猫が心地よいソファで眠っています」となります。)
もし、この英文を音で聞くとどのようになるでしょうか。
おそらく、「マイ キャット スリープス」の辺りまでは、ズムーズに聞けると思います。
問題はその後ですね。on は「オン」と読むわけですが、実際は「ォン」のように弱く発音されるので、聞き取りが難しくなります。
また、on the は「ォンザ」のように音がつながるため、ここでもパニックになってしまいます。
極めつけは、comfortable という単語ですね。字で見ればなんとなく意味はわかるのですが、音で聞くと文字数が長く、聞き取りが困難です。
最後の sofa をかろうじて聞けても、最初の My cat sleeps を忘れてしまっており、結局、文全体の聞き取りは崩壊してしまう…
といった状況になってしまっているのではないでしょうか。
要するに、私たちが英語を聞き取れない最大の原因は、知らない単語、あるいは音のつながりなどが出現した際、そこで耳が止まってしまうからです。
文中で一度耳が止まってしまうと、それ以前に聞き取れた箇所まで忘却してしまうので、結果的に英文全体がわからなくなってしまうわけです…
単語の意味や文法構造はいったん無視する
英語が聞き取れないもう一つの理由があります。
それは、音と意味を一緒に捉えようとしてしまうからです。
先ほどの例文をもう一度見てみましょう。
- My cat sleeps on the comfortable sofa.
(私の猫が心地よいソファで眠っています)
この英文をリスニングする時、私たしは無意識に、英文の意味についても考えているはずです。
例えば、My cat と聞けば、「”私の猫” の意味だな」と思います。
続けて、sleeps は「眠る, あるいは寝ている」、on は「…の上に」、comfortable に関しては「えーとなんだったっけ、「心地よい」かな?」、そして sofa は「ソファだ!」といった感じです。
もちろん、英文を聞いて意味を理解すること自体は、決して間違っていません。私たちは最終的に、話し手の発話の意味を理解して、意思疎通をはかるわけですからね。
ただ、英語初学者の方がリスニング時に、はじめから意味を捉えようとするのはおすすめできません。
なぜなら、「音の聞き取りができない問題」と「英文の意味が理解できない問題」の2つが、ごっちゃになってしまうからですね…
それではどうすればいいかと言えば、初学者の方は英語のリスニングにある程度慣れるまで、意味の理解はいったん保留にして、音の聞き取りだけに意識を集中させましょう!
先ほどの英文であれば、「マイ キャット スリープス オン ザ コンフォタブル ソファ」を聞ける状態を第一の目標と考えます。
この目標がある程度クリアできれば、英文の意味の理解へと進められるでしょう。
リスニングは音を聞き取ることなので、まずは音だけに全力集中しようということですね。
聞き取りを強化する3つの設問をやってみよう!
ここまでのお話で、日本語話者が英語リスニングを苦手とする原因は、1つに耳が止まってしまうこと、もう1つは意味を一緒に考えてしまうこと、ということがわかりました。
そこで、私たちはまず、英語の音の聞き取り、いわゆる「英語耳」を作っていくところからはじめましょう!
ここで私が提案する方法、それは「カウントリスニング」です! これは、英文内に出現する単語数を数えていくクイズになります。
例えば、今まで用いた例文であれば、次のようにカウントします。
- My / cat / sleeps / on / the / comfortable / sofa.
my, cat, sleeps, on, the, comfortable, sofa にて、合計7単語が正解ですね。
カウントリスニングをする際、英文の意味は一切無視して構いません。今はとにかく、音の聞き取りができるようになることに意識を向けましょう。
カウントリスニングの練習問題を3つ、用意しました。ぜひやってみてくださいね!
それでは、はじめていきましょう!
(音声は複数回、繰り返し聞いても構いません。)
Q1. 単語数をカウントしてみましょう!
Q2. 単語数をカウントしてみましょう!
Q3. 単語数をカウントしてみましょう!
皆さまの答えは、ぜひコメント欄に書いてみてくださいね。私たちからフィードバックいたします。
(「1. ◯◯単語」のように、語数を書いてもらうだけで大丈夫です!)
それでは!
コメント一覧
1 3
2 5
3 8
>幸子さん
Q3は正解です!
Q1は5単語、Q2は6単語となります☆
(1( 5
(2( 6
(3(( 8
らくさんです
1. 5単語
2. 6単語
3. 7単語
>匿名さん
Q1とQ2は正解です!
Q3は8単語が正解となります☆