こんにちは、全脳英語メソッド 左脳担当のタナベです。
この全脳英語ブログでは、毎週、英語学習に役立つノウハウをわかりやすくお伝えしています。
右脳担当のジョージ先生からは、リスニングや発音に関するコツを投稿してもらっています。
最近の記事では、英語で道案内する方法を紹介しました!
左脳担当のタナベからは、基礎英語や英単語に関するポイントをお話しています。
先日投稿した「thisとthatの違い」は、「意外だった!」や「わかりやすかった!」といったコメントをたくさんいただき、嬉しい気持ちでいっぱいです!
まだご覧になっていない方は、ぜひ読んでみてくださいね^^
さて、今日は日常英会話に役立つ表現を、左脳的観点からお届けします!
記念すべき第1回目は… 「はじめまして」を英語で言う方法を紹介しましょう!
初対面の人に会えば、必ず使う表現が「はじめまして」です。ただ、このフレーズの表現が単調だったり、あるいは間違ったりすると、意図がうまく伝わらないことがあります。
あなたは「はじめまして」について、次のように思っていないでしょうか?
- 初対面の相手には、”How do you do?”(ハウ ドゥ ユー ドゥ)と言おう
- “Nice to meet you.”(ナイス トゥ ミート ユー)と言っておけば大丈夫かな…
どちらも決して、文法的には誤っていません。ただ、表現として、もっと良い選択肢ではないのです。
そこでこの記事では、英語の自己紹介について、例文とともにわかりやすく説明します。英会話初級者の方を対象に、かんたんに使える表現を集めました。
最後まで読めば、初対面の方とも緊張せず、英語で話せるようになるでしょう。ぜひ最後までご覧ください!
“How do you do?” は古めかしい表現なので使わないほうが無難
はじめに、”How do you do?”(はじめまして)から見ていきましょう。
このブログをお読みの多くの方は、かつての学校英語で、次のように習ったはずです。
- 「『はじめまして』は “How do you do?” と言いましょう」
たしかに、”How do you do?” に「はじめまして」の意味があることに間違いはありません。初対面の相手にこの表現を使っても、通じないことはないでしょう。
ただ、”How do you do?” はいま、やや古めかしい表現になりつつあります。ここで言う「古めかしい」とは、数十年前は使われていたものの、現在、日常的には使わないような言葉ということです。
実際、オックスフォード現代英英辞典で “How do you do?” を調べてみると、old-fashioned(古風な)という注記がついています。
“How do you do?” はいったん忘れて、別の言い方を探すと良いでしょう。
Nice to meet you. がもっとも便利な表現
それでは、「はじめまして」と言う時、どのような表現を使うと良いでしょうか?
1つのフレーズに “Nice to meet you.”(はじめまして)があります。
これは、相手の立場などに関係なく使えるため、とても便利な表現です。例を見てみましょう。
- A: Hello, I’m John. Nice to meet you.
(こんにちは、私はジョンです。はじめまして) - B: Hi John, I’m Sarah.
(やあ、ジョン。私はサラです)
AさんとBさんの2人が会話しています。
Aさんが名乗った後、”Nice to meet you.”(はじめまして)と挨拶しています。
このように、自然な形で “Nice to meet you.” を使えると、きっと、良い印象を与えられるでしょう。
It’s a pleasure to meet you. も使ってみよう
“Nice to meet you.” がもっとも自然で、使いやすい表現ですが、毎回同じ言い方をするのも、単調になってしまいます。
そこで、「はじめまして」の変化系として、It’s a pleasure to meet you.(お会いできてとても嬉しいです)も使ってみましょう!
例はこちらです。
- A: Good evening, I’m Emily. It’s a pleasure to meet you.
(こんばんは、私はエミリーです。お会いできてとても嬉しいです) - B: Hello Emily, I’m Mark.
(こんにちは、エミリー。私はマークです)
AさんとBさんは、パーティーか何かで出会ったシーンと考えられます。
It’s a pleasure to meet you.(お会いできてとても嬉しいです)の言葉のとおり、とても嬉しい様子が伝わってきますね。
Nice to meet you. は単に「はじめまして」と言うだけですが、It’s a pleasure to meet you.(お会いできてとても嬉しいです)のほうが、話し手の感激の度合いが高くなります。
例えば、あなたのお子様が海外の方と結婚して、その両親に初めて会うなど、歓迎を伝えたい場合、It’s a pleasure to meet you. を使うと、良い関係性が築けるでしょう。
まとめ
この記事では、英語で「はじめまして」を言う方法について伝えてきました。
内容をまとめると、次のようになります。
- How do you do? は不可ではないものの、古風な表現
- Nice to meet you. はいつでも使える便利なフレーズ
- 感激を示すには It’s a pleasure to meet you. も使おう!
尚、「はじめまして」を言うには、他にも方法があります。
「こんな言い方は大丈夫かな?」や「他にも教えてほしい!」といったことがあれば、ぜひコメント欄で教えて下さいね。
それでは!
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